晩秋の候。
「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・
秋も深まって来ると 鮮やかな黄色の景色を 楽しませてくれます
‘銀杏(いちょう)’の木。
いちょうは、中国原産の落葉樹です。広葉樹と見られがちですが、針葉樹
なんだそぅですよ。
いちょうが 日本に伝わったのは、平安後期から鎌倉時代に かけてとされ
ています。
いちょうの名前の由来は、葉が鴨の足に似ている事から 中国語の‘鴨脚
(YaJiao ヤーチャウ)’が なまった とされる説が 有力だそぅです。
いちょうの木には、雄株と雌株があり、雌株にのみ 実が生り、皆さんも
ご存知の ぎんなんと呼ばれています。熟した 黄色い実は、超臭いですよね。
ぎんなんには、ギンコール酸などの成分が含まれ、漆などの様に かぶれ
などの 皮膚炎を引き起こしますので 拾う時には 注意しましょぅ。
一方、いちょうの葉に含まれる いちょう葉エキスには、認知症の改善
記憶改善、脳機能障害の改善、末梢循環障害の改善など 様々な有効性が
報告されています。
ちなみに、お相撲さんが 土俵に上がる時に結う 大銀杏(おおいちょう)。
大銀杏とは、大相撲において 十両(十枚目)以上の関取が 結う事が
出来る髪型です。後ろを真上から見た時に いちょうの葉の形に 似ている
為に こぅ呼ばれました。
殻をむき 素揚げにして、ちょいと塩をふる。
これを酒の肴に一杯!何とも言えぬ ほろ苦さが 大人の味で 良いですね。
でも、いくら好きでも 大量に食べ過ぎると 中毒症状を起こす事も ある
そぅですから ご用心を。