暮秋の候。
秋も深まり、朝夕は 肌寒さを覚える 今日この頃です。
「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・
お話しです。
ジャックオランタン(Jack-o’-Lantern ジャック・オ・ランタン)は
イングランドに伝わる、鬼火のような存在。‘ランタン持ちの男’といぅ意味です。
普通の火の玉の姿の他、光る衣装を身にまとう、カボチャ頭の男の姿で
現れる事もあると言われます。
生前に、堕落した人生を送ったまま、死んだ者の魂が、死後の世界への立ち入りを
拒否され、悪魔からもらった、石炭を火種にしたカブのランタンを片手に
さまよっている姿だとされています。
その昔、ウィルという、口は、うまいが、卑怯で素行も最悪な、鍛冶屋の男が
いました。彼は、死後に死者の門へ着きますが、そこで、聖ペテロといぅ
天国へ行くか、地獄へ行くかを選定する番人を だまし、 生き返えります。
しかし、生き返った後も反省はせず、以前の通りの最悪な男のままでした。
その為、再び、死後に死者の門を訪れた際、聖ペテロに ‘お前は、もはや
天国へ行く事も、地獄へ行く事も、まかりならん’と言われ、暗い闇の中を
漂う事になってしまいます。
それを見て哀れんだ悪魔は、地獄の劫火から、轟々と燃える石炭を1つ取り
ウィルに 明かりとして渡してくれます。その明かりは、時々、この世に
種火の様な 弱い光を投げかけます。それから、夜中に不思議な光が見える時
哀れな ウィルの話に なぞらえて ‘種火のウィル’‘ウィル・オ・ザ・ウィスプ’と
呼ぶ様になりました。
ごく 一般的な男性の名前をつけ、‘ジャック・オ・ランタン(ジャックの角燈)’
とも呼ばれています。
この、ジャック・オ・ランタン。現在では、最も ハロウィンを象徴する
シンボルと なってますよね。
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