スダチは、日本では、古来から馴染みのある柑橘類です。
スダチの名は、
酢橘 (すたちばな)に 由来します。
スダチの産地として代表されるのは、徳島県。徳島県の県花にも 指定されています。
香りが豊かであることから、様々な日本料理で 香味料、薬味として 使用されますよね。
特に、松茸との 相性が良いのは有名で、焼き松茸や 土瓶蒸しにも スダチは 使われます。
また、果皮ごと おろし金で おろし、汁物や 刺し身などの薬味にしたり、鍋や 焼き魚
味噌汁などに 入れても 美味しいですね。
更に、絞り汁を ポン酢、ドレッシング。
レモンと 合わせてジュースにしたりと、用途は、様々です。
焼酎の スダチ割りなども 良さそうですね。
スダチには、ビタミンA、C、カリウム、カルシウム、クエン酸などの栄養が含まれています。
ビタミンAは、目や皮膚の粘膜の保護に役立ち、夜盲症予防、眼精疲労解消、更に皮膚病を
防いで 肌の若さを保ちます。
ビタミンCと働くことで、より一層の美容効果が期待できます。
カルシウムは、骨や歯の強化に必要なミネラルで 骨粗鬆症予防や ストレスからくる
イライラの解消に 効果があります。
クエン酸は、カルシウムなどの、ミネラルの吸収を助ける作用がありますので
カルシウムを含む食品と食べることで、カルシウムの吸収が良くなります。
また、筋肉に蓄積される 疲労物質‘乳酸’の利用効果を高めることで、疲労回復に役立ちます。
スダチに含まれている栄養は、肌トラブルを改善したり、体内の浄化に つながるものばかりです。
ご家庭でも スダチを使うと、手っ取り早くて最高のポン酢の味が 手作りで 楽しめるんですよ。
スダチは、絞って果汁を醤油と合わせるだけで、その日、使いたい分だけの、新鮮で
美味しいポン酢として、味わう事が出来ます。
使う醤油に こだわってみたり、絞りたてのスダチを加えて、即席オリジナルの ポン酢を
作ってみると言うのは、いかがでしょぅか?
鍋奉行に次いで、おやじの威厳が、また一つ 上がるかも?(笑)