春分は 3月21日頃(21日 または、20日)、秋分は 9月23日頃
(23日 または 22日)と あいまい にしか書いていません。
といぅのは 天体の動きを 観測した結果で 変わってくるらしいのです。
毎年、東京天文台が 観測して 作成する 暦象年表と いぅ小冊子に基づき
閣議で決定されます。
これが 官報によって公報されることによって、毎年 2月1日に 翌年の暦が
正式に決まります。
このように、祝日としての 春分の日・秋分の日は 人為的に 閣議で決定される
ものですから、計算で求めると いぅ訳には いかないのだそぅですよ。
さてさて、‘春分’ は 二十四節気 の 一つ。
太陽の 中心が 春分点(天球上の赤道を太陽が南から北へ横切る瞬間の交点)に
達し、全地球上の 昼と夜の長さが ほぼ等しく なります。
この様に、昼と夜の長さが同じになると いわれますが、実際は 昼の方が 長い
のだそぅです。
日本で 昼夜が ほとんど 等しくなるのは 春分より 3日前 だそぅですよ。
この日を境にして 夏至までの間、昼間が徐々に 長くなり、夜が短くなっていきます。
春分は 旧暦 2月の中気で お彼岸の 中日でも ありますね。
真西に日が沈む この日、真西に沈む太陽は 極楽の東門に入る と伝えられて
いる事から、この日の太陽を拝むと 浄上の東門を拝む事と 等しくなります。
極楽浄土は 十万億土を 隔てた処にあると いわれ、この極楽が最も 近くなる
日が 彼岸の 中日と考えられています。
この日に 故人の霊を供養すると 迷わず 極楽浄土に成仏、出来ると いわれて
いるのです。
ですから 彼岸には 死者の冥福を祈り、仏の供養、おはぎ(ぼたもち)、草餅
五目寿司、稲荷寿司などを作って お墓参りをする事が 風習と なっている
訳ですね。
昔から ‘暑さ寒さも 彼岸まで’ と いぅ様に、暑さや 寒さも 峠を越して 温和な
気候になる頃 と いわれます。
関東地方での 桜の便りも もぅじきの様ですね。