一般にカツオは、初カツオと 秋の戻りカツオが 旬と言われますが
現在、最も好まれる物は、脂の乗った秋の戻りカツオの方だそぅです。
時々、マグロのトロより、美味しいとまで いわれたりもします。
でも、脂の乗った物を 持てはやす様になったのは、近年の事で 江戸の時代には
さっぱりとした味の 走りの物の方が 粋であると 好まれたのだそぅです。
‘初物を食べると75日長生きする’ とも、‘女房を質に入れても初鰹’ などとも
いわれていたそぅで、その当時の 江戸っ子の 粋な姿が 目に 浮かぶ様ですね。
日本人とカツオの関係には、意外と深いものがある事を ご存知でした?
今では、当たり前の様に 誰もが 口に出来るカツオですが、古くは
大和朝廷の時代には、カツオの干物(堅魚・かたうお)など 加工品の献納を
課していた 記録があるといいます。
カツオの語源は、この堅魚(かたうお)から来ている、といぅのが
一般的な 説だそぅです。
鰹節(干鰹・かつおぶし)は、神饌(しんせん)の一つでもあり
また、社殿の屋根にある鰹木(かつおぎ)の名称は、鰹節に似ている事から
そぅ呼ばれています。
戦国時代には、武士の縁起かつぎとして、鰹節を ‘勝男武士’ と 漢字を
充てる事が あったと いいます。
織田信長などは、産地より 遠く離れた 清洲城 や 岐阜城に 生のカツオを
取り寄せて 家臣たちに 振る舞った、といぅ記録もあるそぅですよ。
現代では、各地の港に 夏の到来を告げる その年 初めての カツオの水揚げを
初カツオと呼び、珍重しています。
初カツオは、港によって時期が ずれますが、食品業界では漁獲量の多い
高知県の 初カツオの時期を 初カツオと しているそぅですよ。
高知といえば、土佐のカツオの 一本釣りは、有名ですね。
さっぱりとした カツオの 刺身 や タタキ。
酒は、やっぱり 冷酒ですか? これからの 季節、ぴったりですよね。
今週は、25度を超える 夏日が あるそぅですし、そんな季節も もぅすぐ?
新たな年、令和を 迎え、何やら、色々な ものが 動き出す。
そんな予感を、ひしひしと 感じさせてくれる、今日この頃です。
’えんリフォーム‘ シュウプロ は
時どきの 出会いを 大切に!
出会えた ご縁を 大切にしたい。
そんな 気持ちで 日々、仕事に 当たっております。