ナバナ(菜花)・
ナタネ(菜種)とも呼ばれ、
アブラナ科アブラナ属の
アブラナ。
野菜(菜っ葉)の花といぅ意味から 、菜の花になったと いわれます。
菜の花が咲く頃に 降り続く雨を
菜種梅雨(なたねづゆ)などとも いいますね。
菜の花の旬は、1月~3月。
他の アブラナ科の植物、ブロッコリ、 カリフラワーと同様に 原産地の地中海性気候に合わせて
冬に成長して 春一番に 開花する野菜です。
地中海性気候とは、夏は 乾燥しすぎて 植物の生育には適しませんが、 冬は比較的 温暖で
雨も多い 気候です。
菜の花は、菜種油を取る重要な作物で、世界各地で栽培されていますが、油を取るために
ヨーロッパで 改良されました。
日本では、安土桃山時代には 採油目的で 広く栽培されていましたが、ツボミを
食べる様になったのは、明治時代 以後の事だそぅです。
菜の花は、大きく 2種類に分類され
和種菜種-地中海沿岸の 野生種に近い アブラナ。
カブ(蕪)や ハクサイ(白菜)に 近い種類で、葉が薄く 色も 淡いです。
洋種菜種-アブラナと キャベツ類を かけ合せて、ヨーロッパで改良された種類で
ナタネと いえば こちらの方になります。
葉の色が濃いのが特徴。
菜種油を 採る目的では、ほとんどが この種類に なっています。
菜の花の 独特の ほろ苦さには、自然の力が 秘められている様にさえ感じられますが
この季節、
お浸し、
辛子あえ、などが 良いですよね。
まず
塩(または
重曹)を加えた
湯で 軽く茹で、氷水に さらすします。
茹で過ぎ・さらし過ぎには 注意しましょぅ。
また、
吸い物の具としては、
ハマグリと菜の花、
鯛と菜の花が、早春の 定番メニューとされています。
その他、
天ぷら、
野菜炒めなど、意外に幅広く使えて 重宝ですよ。
イタリアでは、
チーメ・ディ・ラペと 呼ばれる 菜の花の一種が、
パスタの具として使われています。
まだまだ、寒さが残る 今日この頃。
食卓に 菜の花料理を一品。
春らしい 暖かさを 感じられるかもしれませんよ。
’えんリフォーム‘ シュウプロ は
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