台所

寒風の候。
早いもので、1月も 末。
大寒 も 過ぎて、一年で 最も 寒いと いわれる この時期。
いまだ、コロナの 勢いも おさまらず、体調を 崩さない様に したいものです。

「シュウプロの よもやま話」
今日も 気の向くまま、よもやま に つづって いきたいと 思います。
さて、今日の話題は・・・

人々が 生活を していく上で、欠く事が出来ない ‘台所’

古代、竪穴式住居では、住居の中央に配置し、直火による 調理が行われていたそうですが
次第に 生活への必然性から、住居の端へと 台所の空間は 移動され、後に独立した室が
設けられる様になった、といわれています。

昔の時代、冷蔵庫などの 保存技術は 発達していませんでしたので、日光による
食物の腐敗を防ぐ 必要があった為、台所は、北側に 配置される傾向に ありました。
この傾向は、現代でも 変わらない様ですね。

台所の 語源は、平安の時代の ‘台盤所’ に 由来します。
台盤とは、食物を盛った 盤を乗せる 脚付きの台の事で、宮中 や 貴族の家で 用いられ
その台盤が 置かれる所 といぅ意味で 台盤所となり、後に、盤が 省かれて 台所になったと いわれています。
台所といぅ言葉は、鎌倉時代の 頃になると、広く 武家 や 農家などでも、かまど の ある部屋を 台所と
呼ぶ様に なりました。

今でも、この様な 土間のある 古民家は、残って いますでしょぅか?
家中、燻された 香りが 漂い、太くて 大きな 柱 や 板戸は、すすで 真っ黒。
渋い 趣が いいですね。

昔から、食 と 金銭は、関連付けて 考えられていて、金銭の やり繰りや、金銭を 出し入れする所を
台所 などと いいますよね。
また、経済的に 苦しい様を ‘台所は 火の車’ などとも いいますし、まさに 台所は、家の要と いえますね。

えんリフォーム‘ シュウプロ は、時どきの 出会いを 大切に!
出会えた ご縁を 大切にしたい。
そんな 気持ちで 日々、仕事に 当たって おります。

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