師走の候。
12月も 早、1週間が過ぎ、急に 寒さも 増してきました。
街中は クリスマスな 雰囲気で 盛り上がってきたところ でしょぅか?
近年、昔の様な 派手な イルミネーションも 見なくなりましたね。
「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・
‘松葉ガニ’。
松葉ガニは、山陰地方の ズワイガニの オスの 呼び方です。
北陸では、同じ ズワイガニを “越前ガニ” と呼びます。
オスは、平均で 甲羅の幅が 約15センチで、メスは7~8センチ。
水深200~400メートルの海底に生息し、底曳網漁で11月~3月に漁獲されます。
ズワイガニの ‘ズ’ は 頭のことで、“カニの王” を意味することから 名付けられたとされ
カニの中でも 特に美味ですよね。
グルタミン酸などの 旨味成分を多く含むことから、独特の風味と甘さがあります。
また、山陰地方では、メスの ズワイガニを “親ガニ” と呼んでいます。
オスに比べて身が少ないですが、地元では卵の深い味わいが好まれ、汁ものや、鍋のコクや
旨みを出す格別な 味として親しまれているそぅです。
一般に、カニ類の 栄養的な特徴は、低カロリーの割に タンパク質が豊富なこと。
更に、タウリンや 亜鉛なども多く含まれています。
特に 松葉ガニ(ズワイガニ)は、カルシウムなどの ミネラル類 と ビタミンB2が豊富です。
カルシウムは 骨や歯を丈夫にする他、ストレス解消にも役立ち、ビタミンB2は
脂質の代謝を 促進します。
また、カニ類の甲羅のキチン質に 多く含まれる グルコサミンは、軟骨の構成成分として
高齢社会に向けて 注目されています。
さて、松葉ガニの 地元ならではの食べ方はといぅと “松葉ガニのあらい” が有名なのだとか。
とれたての 生の松葉ガニを 氷水に 浸けると、花が咲いた様に身が反り返り、ぷりぷりした
食感と甘さが 口いっぱいに 広がる そぅですよ。
ごく一般的には、熱々の茹でたても、旨み たっぷり、まさに 王者の味覚ですね。
買い求める時は 手に持って、重量感のあるものを 選びましょぅ。
その他、これからの季節、野菜などと 一緒に いただく鍋物は、ビタミン類もプラスされて
栄養バランス的にも、お薦めです。
しかし・・・ この時期、新聞や ネットでも、おせち料理と並び、カニの広告を 多く
目にしますよね。
真っ赤な カニは、何となく おめでた そぅで、ついつい そそられますけど、昔から
お正月に カニを食べる 風習など、あったのでしょぅかね?
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