若葉の候。
スッキリしない 天気が続き、一雨ごとに 梅雨の 近づきを 感ずる 今日この頃。
「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・
梅雨の 近づく頃といえば、昔は 田植えの季節でも ありました。
まだ、耕運機などの 農機具が発達していなかった時代は、田植えを はじめとする 農作業は
大変な重労働でした。
そこで活躍したのが、人の言ぅことを よく聞き、黙々と働く、農耕馬です。
なかでも、奈良時代から 馬の産地(南部駒)として有名だったと いわれる 岩手県では
軍馬として使われていた馬が 農作業にも使われる様になり、やがて 家族の一員の様に
親密な関係が 築かれていきました。
そぅした ‘人と馬とのつながり’ を今に伝えるのが、「南部曲がり家」です。
この住居は、人が暮らす母屋(おもや)と馬小屋が L字型につながっていて、日常生活の
中で、人と馬が 寄り添う様に暮らしてきた 歴史を うかがい知ることができます。
そんな 岩手県の滝沢村では、かつて、旧暦の端午の節句に、蒼前(そうぜん)神社で
縁日が 開かれていました。
その時、連日の農作業で疲れた馬を ねぎらう為に、人々が馬を連れて神社に お参りをし
無病息災を 祈う様になったといわれています。
これが、今も 多くの人々でにぎわう、「チャグチャグ馬コ(うまっこ)」の お祭りの
始まり とされています。
滝沢村の 蒼前神社から 盛岡市の 八幡宮まで、およそ13キロの道のりを、美しく着飾った
100頭ほどの馬が 4時間程 かけて 練り歩きます。
何かと馬が登場する伝統行事は 他の地方にもありますが、“馬が主役” とも いえる お祭りは
全国でも 珍しいもの だそぅですよ。
ところで、チャグチャグ馬コの、“チャグチャグ” って何?
この チャグチャグとは、馬に付けられた 数多くの鈴が 鳴り響く音のことだそぅです。
また、馬が身につける、赤や黄色の 鮮やかな装束も、村の人たちによって、手作りされています。
この 装束の原型は、江戸時代に 行われていた、大名の参勤交代の 荷物を運んだ馬に 着せられた
「小荷駄(こにだ)装束」と いぅものだといわれています。
農繁期の最中、人と馬が一緒になって、祝うお祭りは、つかの間の休息であると共に
人と馬の絆を 更に深めてくれる 大切な行事として、今日まで 受け継がれてきました。
この世に、馬好き(競馬好き?)な方々は、あまた いらっしゃることかと思います。
スマートな サラブレッドも 宜しいですけど、暮らしの中に生きる、たくましい馬たちの
晴れ姿を 見るといぅのも、時には いいのではないでしょぅか?
’えんリフォーム‘ シュウプロ は、時どきの 出会いを 大切に!
出会えた ご縁を 大切にしたい。
そんな 気持ちで 日々、仕事に 当たって おります。
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