ヤドリギ

初冬の候。
今年も残すところ、2週間 程となり、いよいよ、慌ただしく なってきますね。
また、寒さも厳しくなってきましたので、これからの 冷えこむ寒い日には、熱い料理を
ふぅふぅ いいながら 頬張って、美味しい お酒をクイッ!と いくのも いいですよね。
でも、体調管理には、くれぐれも 気をつけて、忙しい 年末を 乗り切って下さい。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

クリスマスソングが 街の あちらこちらで 聞かれる 季節になりました。
クリスマスソングの中には、mistletoe」といぅ 英語が 多く登場します。
この「mistletoe」が、欧米で ‘聖なる木’ として クリスマスに 飾られる
ヤドリギです。

ヤドリギは、漢字で「宿り木」とも書きます。
他の木に 寄生して 成長することから、その名前が 付けられました。
寄生する 他の木に根を張って 水分や養分を 吸い上げますが、常緑樹の ヤドリギ 自体も
光合成を していますので、半寄生木になります。

一部の 例外を除いて、寄生される木が ヤドリギによって枯れることはなく、多くの
鳥類 や 動物に 果実や葉を餌として提供したり、鳥の巣作りに 一役 買ったりする
生物多様性が 認められています。

ヨーロッパ、アジア、オセアニア、アメリカなど世界中に 複数の種類が 分布していて
日本でも、ブナ・ミズナラ・サクラ・ケヤキなどの 高木に寄生する ヤドリギを
見ることができます。
すっかり 落葉してしまった高い木に、丸く浮かび上がった ユニークな形をした木を
見たことは ありませんか?

私たち 日本人にとって、ヤドリギは、薬草として用いられていたといぅ以外に
特別な意味は ありませんが、ヨーロッパでは、キリスト教以前から “聖なる木” として
儀式などに 使われてきた様です。
現在では、クリスマスの12日前から クリスマス後の 12日の間、家の入口などに
束ねたものをつるし、子孫繁栄 や 幸福を願います。
ヤドリギの下で 男女が キスをすると幸福になる、などといぅ 言い伝えも ありますよね。
知ってました?

この ロマンティックな 木を クリスマスの前に リース や アレンジメントにして
楽しむのも いいですね。
ヤドリギの 独特な葉の形や 果実の風合いを 生かす為には、木の実やヒバ、モミといった
グリーンだけを 使って シンプルに作ると 良い様ですよ。

とても 幸福を呼びそぅな ヤドリギ、皆さんも 飾って みては いかがです?

えんリフォーム‘ シュウプロ は、時どきの 出会いを 大切に!
出会えた ご縁を 大切にしたい。
そんな 気持ちで 日々、仕事に 当たって おります。

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