蠟梅(ロウバイ)
初春の候。
暦の上では、大寒を迎えましたが、何となく 暖かな雨。
どことなく、降る雨に 春の匂いがしませんか? 春の予感?
「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・
この時季、秩父でも 春の匂いを 漂わせるものがあります。
秩父・宝登山山頂にある 蝋梅(ロウバイ)園では、ロウバイの 花が見頃を 迎えます。
約650坪。400株、1500本の黄色い花々は、まるで陽光のように明るく
優しい香りを 漂わせながら、枝いっぱいに花を咲かせます。
花の少ない、この季節に咲き、とても良い香りを 放ちます。
ロウバイは、1月~2月にかけて、黄色い花を付ける、落葉広葉低木と 割れるいわれるものです。
この花は、中国が原産で、日本には、17世紀頃に 渡来しました。
中国から来た事もあり、‘唐梅(とうばい)’ とも呼ばれ、中国名も 蝋梅です。
一説に、‘蝋細工のような、梅に似た花’ といぅ事から、‘蝋梅’の名になったとも いわれています。
この ロウバイは、土壌をあまり選ばず、かなり日陰の所でも良く育ち、開花する丈夫な花木です。
しかも、花の香りが強いので、洗面所やトイレの脇に 植えている、お宅も あると聞きますよ。
種を蒔いても簡単に育てられるのだそぅで、晩秋になると、こげ茶色の実が 生っていますので
それを寒い時季に庭に蒔いておくと、春分を過ぎた、今頃から、生えてくるそぅです。
ロウバイの花や つぼみから抽出した 蝋梅油(ろうばいゆ)は、薬としても 使用されています。
この 宝登山の ロウバイは、‘ソシンロウバイ(素心蝋梅)’ といわれる種類で 花の外側だけでなく
内側も黄色いのが特徴です。
そして、花が咲いた後に出来る実は、ユニークな形をしています。
黄色い甘い香りを 漂わせている見頃は、2月中旬頃 までとなります。
この時季、ポピュラーな梅とは、また違った趣の ロウバイ観賞。いかがでしょぅ。
’えんリフォーム‘ シュウプロ は、時どきの 出会いを 大切に!
出会えた ご縁を 大切にしたい。
そんな 気持ちで 日々、仕事に 当たって おります。