その昔、関西の方では、柏の葉が手に入りにくかったことから、柏餅よりも
この 粽を 供える風習が 強いそぅですね。
元々、端午の節句は、中国の故事より由来したもので、粽を そなえる習慣も
‘難を避ける’といぅ 縁起的な意味で 同時に伝わった とされています。
柏餅といぅものは、日本のオリジナル なのだそぅです。
そもそもは、このよぅな 故事なのだとか。
昔、中国の楚という国の ‘屈原’ なる人物が、国王の乱行ぶりに我慢しきれず
王を諫めよぅとしたところ、流刑にされてしまい、後に 自ら 川に身を投げ
世を去ったのだそぅです。
その里の人々は哀れみ、5月5日の命日に、竹筒に米を入れたものを 川に流し
屈原の霊を 弔ったのだとか。
ある時代、里の者が 屈原の霊と出会い、幽霊から こぅ告げられたのだそぅです。
‘毎年、供物を捧げてくれるのは ありがたいが、蛟龍といぅ悪い龍に盗まれ
私の手には入らない。龍の苦手にしている 楝樹の葉で米を包み、五色の糸で縛り
流して欲しい’と・・・
屈原(くつげん)? 蛟龍(こうりゅう)? 楝樹の葉(れんじゅのは)?
楝樹とは、こんな木です。
正式には ‘栴檀’(せんだん)の実を 乾燥させたものを 生薬で ‘苦楝子’・・・
と 何だか 難しく なってきましたので、このへんで。
ともかく、これが 端午の節句 と 粽 の 由来 なのだそぅですよ。