秋冷の候。
「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづっていきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・
秋も深まり、実りの秋。様々な食材が旬を迎える、この季節。
やはり、これからの楽しみといえば、食の秋?
ところで、今年はサンマが、不漁らしいですね。
とは言え、スーパーでは 売ってますけど・・・言われてみれば、身が細くて
小さいですかね?
どこ産の サンマなのでしょ?
塩焼きを大根おろしで・・・・・・美味いですよね。
さて、サンマだけではありません。私たち日本人にとって、最も身近な秋の味覚の
一つと言えるものにキノコが上げられますよね。
海外では、古代ローマ時代から食べられ、日本でも、縄文の時代の遺跡から
キノコ形の土器が発掘されてもいますし、当時の日本人が既に、キノコを食べていた
といぅ証拠となっています。
これ程、人にとって、身近な存在のキノコですけど、その生態には、いまだ謎が多い
のだそぅですね。
そもそも、キノコは、植物なの?何なの?
キノコは、カビや酵母などと同じ菌類です。
植物と違い、光合成によるエネルギー生成が できないキノコは、人や動物と同じ様に
有機物を 摂らないと生きてはいけません。
キノコは、その本体である細かい菌糸を森の植物や昆虫、ときに、生物の死骸や 排泄物に
張り巡らせ、分解することで、必要な栄養を得ています。
大半は、生きた樹木と必要な栄養素を交換しながら共生している、‘菌根性’のキノコと
枯れ木や倒木などを分解しながら栄養を摂る、‘腐生性’の いずれか。
菌根性のキノコは、森などの永続を支え、腐生性のキノコは、命の尽きた動植物を無機質に
分解して土に還します。
キノコは、自然界の生態系維持には欠かせない、影の立役者なんですね。
現在、日本には、40000~5000種類のキノコが生息するといわれていますが
実際に確認されているものは、その内の半数にも満たないのだそぅです。
また更に、その内、食用とされているものは、わずかにも、約100種程です。
って、ほとんどが、毒キノコじゃないですか!
それでも、野生のキノコを食べる人・・・
ちょいちょい、ニュースでも 報道してますよね、キノコを食って、中毒にって。
食欲には、勝てないのでしょぅかね?
マツタケ、ハツタケ、アミタケ、ホンシメジ、シイタケ、アミガサタケ、マイタケ
ハナビラタケ、エノキタケ、キヌガサタケ、ナメコ・・・・・・
日本人は昔から、キノコを農産物や魚と一緒に、鍋や汁物、蒸し焼きにして食べるのが
一般的だった様です。
血圧やコレステロールの値を下げる他、抗腫瘍効果も期待のできる食材である キノコ。
知らず知らず、意図もせず、今の時代にまで食べ継がれてきた訳です。
つくづく思いますけど、地球上で 最初に キノコを食べた人・・・・・・
この人こそ、勇気あるチャレンジャー!!・・・・・・・絶対に 亡くなってますよね?