そら豆
惜春の候。
いよいよ、5月も末となると、ジメジメした 梅雨の季節が 近づいてきますね。
でも、雨に濡れた 木々や 路地裏を のぞくと、 しっとり とした、梅雨ならではの
風情が見られるのもいいなぁ、なんてことも 近年は 思える様に なりました。
季節の感じ方も、歳と共に 変わっていくものですね。
「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・
緑色が美しく、これから 旬を迎える 初夏の味、‘そら豆’。
特有の香りと、ほのかな甘みが嬉しい 初夏の味覚、そら豆は、青空に向かって伸びていく
姿から、「空豆」と名付けられました。
日本には、8世紀頃、インドの僧により伝えられたともいわれ、若いうちに 採る青果用と
完熟したものを採る、乾燥豆用があります。
現在、流通している品種は、大型で大粒の「一寸そら豆」が主流です。
一粒が 約3cm(一寸)なので、この様な名前が付いています。
そら豆は、“おいしいのは3日だけ” とも 言われる程、鮮度の落ちが 早い野菜です。
九州から北海道まで、全国各地で栽培されている、そら豆は 露地栽培が 市場を
占めている為、3月ぐらいから 日本列島を北上しながら、10月頃まで
産地を リレーしていきます。
乾燥していない生のそら豆は、野菜として扱われ、水分が少ない分だけ
各種の栄養素が 豊富です。
特に、良質なタンパク質が 10%以上も含まれるのは、数ある野菜の中でも
特筆のものです。
その他、ビタミンやミネラルも豊富に含まれます。
特に、B1・B2やCなどが多く含まれ、鉄分の宝庫と言われる ほうれん草と
ほぼ 同量の 鉄分を含みます。
そら豆に 黒い つめの部分が ありますよね。
これは、“お歯黒” と呼ばれ、実が熟れすぎると この部分が黒くなり、 味が落ちていって
しまうんだそぅですよ。
また、鮮度が命の そら豆は、購入後、すぐに食べることを お薦めします。
冷蔵庫で保存するより、硬めに 茹でて、冷凍保存すると 美味しさが長持ちしますよ。
茹でたてを食べるのは 勿論、下茹でして スープ や 揚げ物、煮物にしても 美味です。
これからの時季、冷たいスープなども、爽やかな 初夏に ぴったりで、いいですね。
緑のそら豆で、初夏の味を 堪能するといぅのは いかがでしょぅ。
’えんリフォーム‘ シュウプロ は、時どきの 出会いを 大切に!
出会えた ご縁を 大切にしたい。
そんな 気持ちで 日々、仕事に 当たって おります。