よもやま話

酒呑童子(しゅてんどうじ)

余寒の候。
明日は、立春を 迎えるとはいえ、春 遠からじ。
まだまだ、厳しい寒さが 続きます。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・

今日は、‘節分’
あちら こちらで、さんたちが 逃げ惑う日ですね。

古き時代よりは、民話や 郷土信仰に 登場する 悪い物、恐ろしい物
強い物の 象徴とされます。

‘おに’ 
語源は、‘おぬ(隠)’ が転じたもので、元来は 姿の見えないもの
この世 ならざるもの である事を 意味したとされます。

また、の 方角と の方角の 間の方角(艮:うしとら)を 鬼門と呼ぶ事から
鬼は、体、虎の を持ち、虎の皮を 身に付けていると
される様になりました。

皆さんは、最強最悪の鬼を ご存知でしょぅか?
日本の鬼は、非常に 多様な 表され方をしています。
その中でも、最も恐れられる鬼に ‘酒呑童子(しゅてんどうじ)’ が上げられます。
 

酒呑童子は、京都と 丹波国の国境の 大枝(老の坂)に住んでいたとされる
鬼の頭領 だといわれています。

室町時代の物語を 集めた ‘御伽草子(おとぎぞうし)’ などによると 酒呑童子の姿は
顔は薄赤く髪は短くて乱れた赤毛背丈が6m以上で 角が5本
目が15個も あったそぅです。
酒呑童子が 本拠とした 大江山では、龍宮のような 御殿に棲み、数多くの 達を
部下にしていたと いいます。

一説によると、12、3歳で ありながら、絶世の美少年であった為、多くの女性に
恋されましたが、全てを断り、彼に 言い寄った女性は、恋わずらいで 皆、死んで
しまったのだそぅです。
そこで、女性たちから 貰った 恋文を 焼いてしまったところ、想いを告げられなかった
女性の 恨みによって、恋文を燃やした時に 出た煙に まかれ、鬼になったと いわれます。
そして、鬼となった 酒呑童子は、本州を中心に 各地の山々を 転々とした後

大江山に 棲みついたと いわれています。

また、酒呑童子は、日本最強の鬼と呼ばれ、玉藻前(たまものまえ)で 有名な
白面金毛九尾(はくめんこんもうきゅうび)の狐と、恨みによって大天狗と化した
崇徳天皇(すとくてんのう)と並んで、日本三大悪妖怪と いわれます。

ちなみに、玉藻前とは、鳥羽上皇に 仕えた 白面金毛九尾の狐が 化けた架空の 絶世の美女
崇徳天皇とは、保元の乱に敗れ、讃岐国に流刑に処された後、爪や髪を伸ばし
夜叉の 様な姿になり、後に生きながら 天狗になったとも、怨霊になったとも いわれる人物です。

酒呑童子は、京都に上り、茨木童子を はじめとする 多くの鬼を従え、大江山を拠点として
しばしば、京都に出現し、若い貴族の 姫君を誘拐して側に仕えさせたり、刀で切って
生のまま 喰ったりしたとも。

あまりの 悪行を見かね、帝の命により、摂津源氏の 源頼光と 嵯峨源氏の 渡辺綱
筆頭とする 頼光四天王により、討伐隊が 結成されます。
姫君の血の酒や、人肉を共に食べ安心させた上、酒盛りの最中に、頼光が 帝より兜と共に
もらった、‘神便鬼毒酒’ といぅ酒を 酒呑童子に飲ませて、体を動けなくした上で
寝首を かいたとされます。
しかし、首を 切られた後でも、頼光の 兜に 噛み付いていたとかで、聞くからに
恐ろしい 鬼ですね。

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出会えた ご縁を 大切にしたい。
そんな 気持ちで 日々、仕事に 当たって おります。


恵方(えほう)

厳冬の候
新春を迎え、早、半ばを過ぎ
暦の上では、2週間も すれば、節分、そして、立春を 迎えます。
とはいえ、まだまだ、冬本番な、今日この頃ですね。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

節分には、つきものの、‘恵方(えほう)’。
では、恵方 とは、いったい 何でしょぅ?

‘節分には、○○○の方角を向いて、恵方巻 を 食べましょう’ 
などと いわれますよね。

昔から伝わる、方角による、吉凶 判断。
どちらかといえば、凶 の方に 注意が 向き、凶の方角への 旅や 引っ越し、婚姻などを
避けること、これを、‘方忌み(かたいみ)’ といいます。
昔は、その方角へ 向かわなければ ならない場合、その 凶事を 避ける為に
一旦、別の方向に 向かってから、改めて 出直す ‘方違え(かたたがえ)’ など といぅ事も
真剣に 行っていた様です。

一方、吉 の方角は といぅと。
吉神様の いらっしゃる方角は、この神様の 力によって、他の悪い神様の 影響を
受けない方向とされ、明の方(あけのかた)あるいは 恵方と 呼びました。

この、おめでたい神様は、乙姫様の様な 女神様で、歳徳神(としとくじん)と呼ばれます。
歳徳神様は、年ごとに、その居場所を 変えます
ですから、恵方も 毎年、方角が 変わる 事となる訳です。

また、古くから、恵方詣(えほうもうで・えほうまいり)と いわれるものが
行われていたと いいます。
恵方詣は、江戸の頃から 盛んに なったもので、初詣は、自宅の 場所から見て
恵方に ある寺社に 詣でると いぅものだそぅです。

ちなみに、今年の 恵方は、癸卯(みずのとう)なので、南南東

あなたも、節分には、恵方を 向いて 恵方巻き を食べますか?
但し、無言で、かぶりつく事を、くれぐれも、お忘れなく。

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みかん・陳皮(ちんぴ)

歳末の候。
木々の 枯れ葉が地面に 舞い落ち、かつては、集めた 落ち葉 や 枯れ枝 を
家の庭などで焼く “焚き火” なども 見られました。
暖かい火を 囲みながら、サツマイモ などを 焼いて食べるのは、冬ならではの
光景でも ありました。
機会があったら、“大人の焚き火” を してみるのも 素敵ですね。

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今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

日本の 冬の 代表的な 果物、‘みかん’。
本日は、そんな みかんを 使った、健康に役立つ お話しです。

みかんは、ビタミンCの宝庫で、食べて健康に良いのは 勿論ですが、古くから
私たちの ご先祖様たちは、皮にも注目してきました。

みかんの皮を 乾燥させたものは ‘陳皮(ちんぴ)’ と呼ばれ
老廃物を 排出し、血の めぐりを 良くする 漢方薬として 使われています。
この 陳皮、作り方は、意外と 簡単です。
みかんの皮を お湯で良く洗い、ワックスを 取ります。
水気を ふき取り、ザルに並べて、天火か、日当たりの 良い部屋に 干しておきます。
冬場は 空気が 乾燥していますので、すぐ 出来ますね。
カラカラに なったら、細切りにして 保存を しておきます。
たった、これだけ、これが、陳皮です。

こんな ものが?っと、バカにしては、いけません。

茶漉しに 乾燥させた 陳皮を入れて、お湯を注ぐだけで、香りの いい
良い みかん茶が 出来ます。
他の漢方薬と違い、煮出す手間が いらないので、手軽に飲めますね。
乾燥している分、生の みかんより 香りが深く、味も 良いと思います。
お茶の代わりに 飲めば、風邪の予防に なるだけでなく、胃腸の 働きも 良くなる
そぅですよ。

また、陳皮を すり鉢で すった、‘みかん ふりかけ’ を みそ汁 や ご飯に ふりかけて
食べると、ほのかな 香りが、食欲を 増進させ、体の抵抗力を 高めて くれます。
冬の間に たくさん 作り起きして、冷蔵庫に 保管しておけば、1年中 使えます。
陳皮を 肉の 煮込み料理に 入れると、脂肪分が 吸収され、さっぱりするので
消化も 良くなる様です。

布の袋に 陳皮を 両手に軽く 1杯 程度 入れて、お風呂に 浮かせれば、血液の
循環を促し、肌荒れにも良く、保温効果も あるので、入浴剤としても 使えます。

さてさて、今年も 残すところ、わずかとなり、いよいよ、慌ただしくなって
きましたね。
また、北風が 強く吹き始め、寒さも厳しく なってきましたので、体調管理には
くれぐれも お気をつけて、忙しい 年末を 乗り切って下さい。

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鮭(サケ) と 鱒(マス)

師走の候。
おびただしい落ち葉に、過ぎた 晩秋を惜しみ、初冬を 実感する 今日この頃。
日増しに寒さが、つのりますねぇ。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

さて、今頃の 鮮魚コーナーには、鍋の季節と ばかりに、鍋に 合った
様々な 魚介類が 並びます。
その中の 一つ、サケ。
これから 歳末に向けて、新巻鮭 なども 目を引く様にも なりますね。 

ところで、皆さんは、鮭(サケ)と 鱒(マス)の 違いを ご存じですか?
実は、この2匹の魚、とても近しい間柄で、生物学的に明確な区分はないそぅです。
サケといぅと、通称、「シロザケ」を 指すそぅですが、マスは、「カラフトマス
サクラマス」など、複数の魚を 総称しているんだそぅです。

英語では、「サーモン」と「トラウト」といぅ呼び方が ありますが、欧米では海に
降りるものを サーモン。
川など 淡水で生活するものを トラウト としている 場合が 多い様です。
近頃は 日本でも、サーモン = サケトラウト = マス と 認識している 例も
あるといいます。

では 日本では、何故、サケとマス といぅ呼び分けを する様になったのでしょぅか?
一説では、その昔、遡上(そじょう・川の流れを さかのぼっていくこと)する
魚である サケ と サクラマスは、それぞれ、サケ・マス といぅ呼び名で
区別が 出来ていました。
しかし、北海道の 開拓が進み、道東方面に 別の サケ や マスが 分布していることが
分かると、「サクラマス」と「カラフトマス」といぅ呼び分けが される様になりました。

更に、北洋サケ・マス漁業が始まると、日本には分布しないものまで漁獲され、漁業者は
それらを ベニマス、ギンマス などと 呼び分ける様に なったそぅです。
ところが、流通上、マスより サケの方が 高級なイメージだった為、ベニマス → ベニザケ
ギンマス → ギンザケ といぅ呼び名で 販売される様に なったといぅことです。
知ってました?「カラフトマス」といぅのは、意外なことに 全て 天然物なんだそぅですね。

サケ や マスは、たんぱく質 や DHA、EPAも 豊富なので 体にも 良い魚です。
焼きザケ、刺身は 勿論、マリネ や ムニエル にしても 美味しいですね。
チャンチャン焼き なんてのも ありますよね。
鍋物も 良いですけど、これらの料理も、一風、変わっていて 良いかも しれませんね。

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アンドロメダ銀河

深冷の候
立冬
も過ぎ、11月も 中盤。
吹く風に、冬の 到来を感じる 今日この頃。
ちまたでは、クリスマス や 年末年始の 話題も 目にする様になりました。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。

さて、今日の話題は・・

さすがに 11月ともなると、夜は冷え込み、夜空が澄んで、色々な 星々を
美しく 眺めることができますね。
この頃、頭上に輝きだすのが アンドロメダ大銀河
これは、肉眼でも、ぼ~っと細長く伸びた 光の姿を見ることができる
アンドロメダ銀河 M31 のことです。
この銀河は、太陽系が属する 銀河系の隣りに位置し、大きさは 銀河系の約2倍。 
属する星の数も、約2倍はある といわれています。
距離は、230万光年といぅ想像の つかない 遥か遥か 彼方に ある銀河です。
といぅことは、私たちが見ている星の輝きは、230万年も 昔の光を見ている訳で
もしかすると、もぅ、その星々は消滅していて、放たれた光だけを、かなり遅れて
見ているのかもしれませんね。

さて、ここで、こんな 興味深い お話しがあります。
私たちがいる 太陽系が 属する銀河系と アンドロメダ銀河は、秒速約300kmの
速さで 近づいていることが 分かっています。
つまり50億年後には、この2つの銀河は、衝突して 一つの 楕円銀河といぅ銀河を
形成すると いわれます。
気が遠くなる程、気の長い話ですけど、いったい 衝突の後の 太陽系や 地球は
どぅなってしまうのでしょぅか?

っといぅことで、こんな 星の お話も。
秋の 星座の一つに 「うお座」がありますよね。
秋と されてはいますが、実の 見頃は 11月~12月。
うお座は「北の魚」と「西の魚」が リボンで 結ばれた様な 形をしている
ところが特徴です。
この2匹の魚は、愛と美の 女神 アフロディーテ(ビーナス)
その子 エロス(キューピッド)が 変身した姿だと いわれています。

では、なぜそぅなったのでしょぅ? 
神話では、ある時、神々たちが 川の ほとりに集まり 宴を催しておりま様にした。
ところが、この宴会を聞きつけて 怪物(テュポン)が 現れました。
この 突然の乱入者に 神々は驚いて、散り散りになり 逃げまどいました。
美の女神 アフロディーテと その息子 エロスは、川へと 飛び込み耀にました。
しかし、怪物から 早く逃げる為には、魚に 姿を変えるしか方法がない。
そこで、はぐれてしまうことが ない様に、互いの体を リボンで繋ぎ 逃げ切ります。
やがて この姿が 天に昇り、「うお座」になったのだと 伝えられています。

いつの時代も 親子の 情愛に 勝るものは ないのでしょぅ。
ことわざに、「親思う心に 勝る 親心」 などと いぅ言葉も ありますよね。
こんな 神話を 知っていると、寒い夜空も 少し 暖かく感じてきたりは しませんか? 

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菊(きく)

晩秋の候
11月に入り、さすがに、立冬を 迎える 今日この頃の 朝夕は
冷え冷え して まいりました。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

日本の 国花 を ご存知で・・・・・・すよね?
この季節、大輪の花を咲かせている、‘菊’ です。
今が 見頃だそぅですよ。

東洋で 最も古くからある 鑑賞植物 だと いわれています。          
菊は、平安の時代に 中国から 渡来しました。

 

‘きく’は 漢名の ‘菊’を 音読みしたもので、また、‘菊’ の漢字は ‘散らばった 米を1ヶ所に集める’ 
といった 意味を持ち、菊の弁を、米に見立てたものです。

漢名の‘菊’は ‘究極・最終’を意味し、一年の 一番終わりに 咲くことから 名づけられました。

中国では 古くより、菊は 不老長寿の 薬効があるとされ、 陰暦の 9月9日(重陽の節句)には
菊酒を飲み、長寿の 祈願をしました。
これが 次第に 日本にも伝わり、菊の花を 酒に浮かべて、飲み花を鑑賞する、 ‘重陽の宴’ 
催されるよぅに なります。
後に 菊は 皇室の紋章 になり、日本の国花 にもなりました。
        
ちなみに、菊の 花言葉は ‘思慮深い’ 等々です。 

菊人形(きくにんぎょう)などと いぅものも ありますよね。
これは 菊の花や 葉を 細工して 人形の 衣装としたもので、各地で 展示会 等も
催されています。
見よぅに よっては、ちょっと、不気味な 感じも しますけどね。

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もみじ(紅葉)

秋晴の候
秋空も 高く、爽やかな 季節と なりました。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

’ 秋の夕日に 照る山 紅葉(もみじ) 濃いも薄いも 数ある中に
松をいろどる 楓や蔦は 山のふもとの 裾模様~♪ ‘

皆さんも、ご存知の童謡、‘もみじ’ です。
子供の頃、よく 歌わされましたね。 
北海道 や 北の地方では、既に 紅葉(こうよう)が 始まっている頃でしょぅか。
っと、いぅ事で、今日の話題は、‘もみじ(紅葉)’

もみじの 語源は、秋口の霜 や 時雨の冷たさに、揉み出される様にして 色づき 始める事から
‘揉み出づ’ → ‘もみづ’ → ‘もみじ’ → ‘紅葉’ と 転訛(てんか)したとする説が 有力とされています。
また、もみじは、紅葉と 書き表されます様に、木の葉が 紅く染まる様を 総じて いぅのだそぅです。
童謡の もみじは、そんな 歌詞ですよね。
しかし、私には、その様な 認識は 今一なく、もみじの木として、固有な木だと思って
いたのですが・・・・・・かえで(楓)の木、だったのですね。
おそらく、私と同じ思いで、いらした方も 多い事でしょぅ?
決して、間違いでは ないのですよ、もみじ=かえで、ご安心を。
もみじ だったり、かえで だったり、こうよう だったり、ややこしいですね。

かえでの 名称の由来は、葉っぱが かえるの手に 似ている事から、‘かえるで’ と呼ばれ
それが 転訛したものとされています。
日本で、かえで として、一般に見られるものは、‘いろはもみじ’ と 呼ばれる ものだそぅです。

ご存知でした? かえでの 一種、‘さとうかえで’ と いわれる種は、樹液が甘いので
これを 採集し煮詰めて、メープルシロップ を作ります。
また、この さとうかえで は、その葉っぱが、カナダの国旗に デザイン されている
ことでも 有名ですね。
木材としても、さとうかえで は、使われています。
メープル材 と呼ばれ、重硬で 肌目は、緻密で 衝撃にも 強い木材です。
建築材、家具、ボウリングのレーンや、ピン、楽器にも 使用されています。 

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神無月(かんなづき)

仲秋の候
10月に入り、いよいよ、も 深まりを 見せる頃。
今年も 余すところ、3か月となって しまいましたね。
歳とともに、時の流れが 早く 感じられる 今日この頃です。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

10月は、旧暦の和名で「神無月(かんなづき)」とも 呼ばれます。
この名称の由来には、諸説あるそぅですが、日本中の八百万(やおよろず)の神々が
島根県の 出雲大社に集まるので、各地の神様が いなくなることから 名付けられた
といぅ説が、一般的な様です。 

さて、そんなことで、いつもは 全国各地で人々や、その土地を守ってくれている
神様が いなくなる といぅのは、心配ではないですか?
実は、そんな時にも、しっかり家を守って、「留守番」を して下さる神様がいるんです。
その神様こそが、右手に釣り竿を持ち、左手で 鯛を抱える姿で 皆さんにも お馴染みの 
恵比寿(えびす)様」。 

七福神の 神様でもある 恵比寿様は、四方を海に囲まれた日本では、古来から漁業の
神様として 祭られてきました。
その後、室町時代になって、商業が発展してくると 商業の神様として、さらに 農村では
五穀豊穣の 神様としても、あがめられる様になったと いわれています。

他の神様が 出雲大社に 集まっている間に、日本各地で家の 安全を守ってくれるのは
大変ありがたいと思うのですが、ひとりで留守番とは、ちょっと 寂しい気もしますね。 

そんな恵比寿様を 皆で 慰め様として 始まったとされる行事が「えびす講」だそぅです。
各地の 恵比寿様に参詣して、商売繁盛 や 家運隆盛を 祈る「えびす講」は、関東では
10月20日に 行うことが多く、関西では 正月の10日に「十日戎(とおかえびす)
として、行う 地域が多いようで、「えべっさんの 愛称でも 親しまれています。
特に 昔からの商家では 親戚や大勢の客を招いて、にぎやかに、お祭りすることが
多かったと いわれています。 

でも、本来は 留守番役の 恵比寿様です。
エビ(恵比)で 鯛を釣る」などといぅ 期待までは、虫が 良過ぎるの かもしれませんけど。
留守番をしてくれる 恵比寿様に対して、きちんと 感謝しつつ、商売繁盛 や 家運隆盛を 
お願いするのであれば、恵比寿様も 願いを 叶えて下さるかも しれませんね。

ん? 恵比寿様って、一家に 一人なんですか? って、恵比寿様 だらけに なりません?
神様って、いったい、どれだけ いらっしゃるんでしょぅ??

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さつまいも

初秋の候
9月
も 十日が 過ぎ、
ひと頃の 酷暑は なくなったものの、まだまだ 残暑が 続く 今日この頃。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。

さて、今日の話題は・・

そろそろ、そんな 季節に なりますね・・・「さつまいも」
かつて、さつまいも飢饉の際、多くの 人々の命を救った、大変ありがたい 作物でした。
関東地方に、さつまいも が伝えられたのは、享保16年(1732年)の 飢饉が、きっかけでした。

川越城主松平大和守が、十代将軍徳川家治に 川越地方で 採れた、さつまいもを 献上したところ
色が美しく、味も 良かった事から、‘川越いも’ の名が 高まったと いわれています。
江戸では、寛政年間(1789~1800年)に 焼芋屋が、繁盛していた事が 知られており
当時の 江戸っ子に 最も 好まれたのが、‘川越いも’ でした。
江戸の人たちは、‘川越いも’ のことを 洒落て、‘十三里’ とも 呼びました。
この 呼び名 の由来は、‘栗(九里)より(四里)、うまい十三里’ といぅことで、川越から
陸路13里で、江戸に 運ばれた からだといいます。 

さつまいも には、20種以上の品種がありますが、その中でも、‘紅赤(べにあか)’ 
俗称、金時 とも 呼ばれ、中身が 黄色で おいしく、正月料理には、欠かせない食材です。
市場で現在人気の高い、‘紅東(べにあずま)’と比べて、甘みが少ないと言いますが、味と香り
外観に優れ、舌ざわりがよく、火が通りやすく、天ぷら や きんとんいもようかん などに 適しています。

この 紅赤は、幻のさつまいも といわれ、明治31年(1898年)に、突然変異の、鮮紅色の株が
発見されたことに 端を発するそぅです。
偶然、出来た、紅いさつまいもを 食べてみたら、ホクホクして 非常に美味しかったので、川越地方では
いち早く生産され、やがて、‘川越いも’ といえば、‘紅赤’ を指す様に なりました。
‘紅赤’ は、チッソを嫌うので、関東ローム層の 赤土に 大変、良く合う 品種でした。
現在では、三芳町 上富 地区で、わずかに 栽培される だけとなってしまい ‘川越いも’ なかでも
別格の、‘富の川越いも’ として、ブランド化 しています。

そぅいえば、川越から、三芳、所沢、辺りに かけては、いも畑が 多いですよね。
この 辺の街道は、別名、‘いも街道’ などとも 呼ばれています。
これからの季節、即売所 や いも掘り が出来る 農園も ありますから、いも好きの方々には
魅力的な 街道ですね。
そぅ、誰もが 子供の頃、泥だらけになって、いも掘りって しませんでした?

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滝(たき)

残夏の候。
暦の上では、立秋が過ぎたとはいえ、相変らず 酷暑が続き
土用明けの 暑さは 一段と厳しく、まだまだ、夏も 真っ盛りな 今日この頃です。

「シュウプロの よもやま話」
今日も 気の向くまま、よもやま に つづって いきたいと 思います。
さて、今日の話題は・・・

木々の 緑の中を流れる 幾重もの真っ白な筋、岩に打ちつける 力強い水の音など
夏ならではの 涼を体感出来る場所といえば、日本各地にある “滝” が 挙げられますね。

滝の楽しみ方には、ただ滝を 眺めるだけでなく、昔から 様々なものがあった様です。
例えば、‘滝浴び’
今でこそ、“滝を浴びる”といえば、白い装束に身を包んで行う修行ぐらいしか
思い浮かばないかもしれませんが、江戸時代には “滝浴び” が 娯楽の一つで あったといわれています。
当時の “お江戸” といえば、まだ海水浴の習慣など 無かった時代です。
夏の盛りに ひと時の涼を求めて、滝を浴びて楽しんだそぅです。
中でも有名なのは、現在の東京都北区にある「名主の滝」
当時、「王子七滝」と呼ばれた 名所のひとつで、滝の周りには 茶屋などの店も出て
にぎわった といわれています。
おそらく、滝の真下で 水に打たれるといぅよりも、滝のしぶきを体に浴びるくらいの
ゆったりと くつろげる避暑地の様なものだった のではないでしょうか。

そうした 娯楽性の高い 滝遊びなどがある一方で、滝は古来より、神聖な場所として長い間
あがめられてきました。
その興味深い歴史は、全国各地に残る滝に まつわる伝説や、今も なお続いている 滝祭りなどの
伝統的な習慣に 垣間見ることができます。

例えば、群馬県沼田市「吹割(ふきわれ)の滝」に残されている、‘竜宮伝説’
ここの滝つぼは 竜宮につながっているとされ、村人たちは めでたいことがあると、膳や椀を
借りる為に手紙を書いて 滝つぼに投げ入れました。
すると、滝の岩の上に 膳や椀が 置かれていたといいます。
ところが ある年、うっかり 一組の膳と椀を返し忘れてしまい、以後は竜宮から、膳も椀も
借りることが出来なくなってしまった といぅ言い伝えです。

ある時は 近寄りがたい 神聖な場所として、そして またある時は 気軽な娯楽地として
滝は それぞれの時代で人々の生活と深く関わってきました。
幸いな事に、大小、有名無名を問わず、日本全国には 数えきれない程の滝があります。
名所と呼ばれる滝を めぐるのも良し、近くの親水公園を流れる 小さな滝で 一息つくのも
また 良しですね。
まだまだ、暑い日が 続きそぅです。
この夏の終わりに、滝の白き しぶきに 癒やされる っといぅのも 良さそぅですね。

えん リフォーム‘ シュウプロ は、時どきの 出会いを 大切に!
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